最年少赤ちゃんがやってきた :院長ブログ

前に書いたコラムで、生後2か月くらいの、お首がすわる前のお子さまに早めの受診を呼び掛けたところ、多くの定頚前の赤ちゃんが来てくれるようになりました。
そこでレントゲン検査を極力回避しながら超音波検査で器質的な異常の有無を確認し、あとは向き癖改善指導、寝かせ方、授乳、だっこの仕方などをお教えしながらヘルメット療法に移行しない自然回復を目指す治療を行っています。

それでも強い向き癖や、環境因子、赤ちゃんの個々の事情によりヘルメット療法に移行する赤ちゃんもいますが、その確率を下げていきたいと思いながら診療をしています。

また、頭部の異常を疑い成育医療センターや慶應大学病院などの専門医療機関へ紹介した赤ちゃんも若干いました。精密検査の結果、「問題なし。」の回答が返ってくるたびにほっと胸をなでおろします。

そんな中、生後1週間くらいの赤ちゃんが当院に来院されました。
当院最年少の赤ちゃんです。
毎日赤ちゃんと接している私たちも「ほんとにちっちゃくてかわいいね。」とニコニコ。
頭の形が気になり、病気の有無や今後の成長・発達等に影響がないかを気にされての来院でしたが、触診、エコー検査の結果は異状なしで、今なら自然治癒の可能性大いにありです。
「枕はこういうものを」、「こうやって抱っこしてみて」、「こういうふうに寝かせて」
新人ママ・パパさんに色々なアドバイスをしてお帰りいただきました。

次回1か月後にまたお会いするのを楽しみにしています。