アイメット
アイメットについて
アイメットは、2019年5月に医療機器として承認を受けています。(ジャパン・メディカル・カンパニーが製造販売)
ヘルメットシェル及び低反発クッションで赤ちゃんの頭の形を矯正します。
頭蓋骨に陽圧圧迫を加えず、ヘルメットシェル及び低反発クッションにより、長軸方向の成長を待機させ、扁平化した部分の頭蓋骨成長を促進させます。 これにより、頭囲拡大を抑制することなく、頭蓋骨変形を矯正することができます。
また、ヘルメットシェルは、個々の患者に適合するように設計されており、3Dプリント技術を用いて製造されています。
設計においては細部まで米国製ヘルメットの取り扱いを2007年より行ってきた脳神経外科医がたずさわっております。
※健康保険診療の適応外の自由診療での治療になります。
不具合・有害事象
本品の使用に伴い、以下の不具合・有害事象が発生する場合があります。
皮膚炎(発赤、ただれ)・皮膚の損傷(水疱、剥がれ、出血等)
医療関係者向けのページは以下よりご覧になれます。
2.検査・診断
検査を行い、ヘルメット治療の適応有無を判断します。
3.3Dスキャン
適応の場合、3Dスキャナーで現在の頭の形を計測します。スキャンは医師が行います。
4.ヘルメット制作
計測したデータを元に最終的な頭の形を想定したオーダーメイドのヘルメットを作成します。
5.ヘルメット装着
初診から2週間後、ヘルメット装着開始。約2〜4週間ごとに診察を行い、低反発クッションの調整を行います。
6.経過観察
1日の装着時間の目標は、23時間です。しかし、矯正初日から長時間かぶせるのではなく、2週間程度をかけて徐々に時間を長くしていきます。(例.1日目:4時間、2日目:5時間、5日目:12時間)
矯正効果が特に期待できるのは、お子さまの就寝時(頭を地面に付けている)です。 期間としては、半年〜1年間程度の装着となります。(個人によって期間が異なります)。