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頭の形外来
Crania Deformity Blog

生後1か月、2か月からの専門医受診について

こんにちは。

赤ちゃんのあたまのかたちクリニック院長の高松です。

当院に来院される赤ちゃんの多くは、

「うまれたときから向きぐせがありました」

「うまれたときからいつも同じ方向ばかり向いて寝ていました」

といった訴えをお持ちです。

そして、「頭の形が少し変かもしれない」とご家族が気づくのは、生後1〜2か月くらい経ってからという方がほとんどです。

本来であれば、その時期に専門医にご相談いただくのが理想的なのですが、実際には生後6か月前後、ヘルメット治療の開始適齢期のリミットに近い時期に駆け込みで受診されるご家族が目立っています。

「6か月が適齢期」という誤解

インターネットやSNSでは、「ヘルメット治療の適齢期は6か月」といった情報を目にすることが多いと思います。そのため、「6か月になる前に間に合うように受診しよう」と考える方も多いのですが、実際にはその頃にはすでに変形が進行・固定化していることも少なくありません。

本当に大切なのは、「ヘルメット治療を始めるタイミング」だけではなく、

「頭の形の変化を早く正しく評価し、必要なケアを始めるタイミング」を逃さないことです。

つまり、6か月がスタートではなく、1〜2か月が良い時期なのです。

生後1〜2か月での受診が意味を持つ理由

この時期の赤ちゃんはまだ自分では寝返りをせず、仰向け姿勢が中心です。

まだお首もすわっておらず自分で向きたい方向に向くことができません。

早産や低体重など少し未熟な状態で生まれてきたお子さんでは、原始反射がよく見られる時期でもあります。

それでも明るい光や、自然の音、ご両親のだっこ、ご家族の声などに反応しています。

そんな時期は首の動きや筋肉のバランスに少しの偏りがあるだけでも、長時間同じ向きで寝ることになりやすく、頭の形に大きな影響が出やすい時期です。

また、整形外科領域では「向きぐせ」と身体全体のバランスの関係にも注目が集まっています。

日本小児整形外科学会などでの議論によると、

向きぐせがあるお子さんは、その向きぐせとは反対側の股関節脱臼リスクが高くなる可能性があり、

逆に、股関節の動きに制限があることで首のむきぐせによる頭の変形が助長される場合もあります。

むきぐせだと思っていたら、じつは先天性斜頸だったということもあります。

(ちなみに、成育医療センターの整形外科の先生は、股関節脱臼(発育性関節形成不全;DDH)のお子さんを、形成外科の頭の形外来へもご紹介していただいており、2つの診療科でむきぐせ治しに取り組んでいます)

つまり、首や頭の向きの左右差は、単に「寝方のくせ」ではなく、全身の筋肉や関節の使い方のアンバランスを反映していることがあるのです。

そのため、頭の形だけでなく、体全体の発達を一緒に評価することがとても大切です。

専門医に早く相談するメリット

  • 生後1〜2か月の段階でご相談いただくことで、頭蓋縫合早期癒合症などの病的要因を早期に除外できる 
  • 頭の形のタイプ(斜頭・短頭・長頭など)を正確に分類し、今後起きやすい変化について注意喚起できる
  • 抱っこや寝かせ方、授乳方向などご家庭でできるケアを具体的に提案
  • 必要に応じて理学療法士と連携し、姿勢・発達サポートを開始できる

といった対応が可能になります。

この時期に正しくお手伝いすることで、後の成長過程でヘルメット治療を必要としなくなるケースもあります。

仮にヘルメット治療が必要になった場合でも、形のリバウンドのリスクが減るため治療期間を短くできる可能性があります。

早期受診の認知を広げたい

当院では、6か月目前の駆け込み受診が多い現状を強く懸念しています。

頭の形の変化に気づいたその瞬間(=生後1〜2か月ごろ)こそが、最も意味のある受診時期です。

「まだ早いかな」「様子を見てからでもいいかな」と思われるかもしれませんが、

実際には、早く受診しすぎるということはなく、遅すぎることだけが問題なのです。

ネットの情報を信じるあまりその子に適していない育児用品や寝具の使用方法で、頭や顔の変形を助長してしまうだけでなく、睡眠の安全を損ねてしまう、運動発達を抑制してしまう、そんなことも見受けられます。そうなると、元にもどしていくことが難しくなっていきます。その前に受診していただけると嬉しいです。

まとめ

当院に来られる多くのご家族は、「もっと早く相談しておけばよかった」と話されます。

赤ちゃんの頭の形は、最初の数か月で大きく変わります。

そしてその時期は、頭(脳神経)、首・体・股関節など、全身の発達と深くつながっている時期でもあります。

だからこそ、生後1〜2か月のうちに専門的な知識がある医師が確認し、必要なケアを始めることが何より大切です。「6か月前の駆け込み」ではなく、「1〜2か月での相談」が当たり前になるように。

これからも、早期受診の大切さを皆さんにわかりやすく発信していきます。

どうぞお気軽にご相談ください。

早期の評価とケアが、赤ちゃんにとっていちばん優しいサポートになります。

赤ちゃんのあたまのかたちクリニック

院長 高松

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