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こんにちは、赤ちゃんのあたまのかたちクリニック院長の高松亜子です。
今日は、Remobaby®(リモベビー)について、少し裏側のお話も交えながらご紹介します。
Remobaby®は、グンゼメディカル株式会社(旧 メディカルユーアンドエイ社)が製作している、国内開発・国内製造の頭蓋形状矯正ヘルメットです。
同社は、長年にわたりミシガン頭蓋形状誘導ヘルメットの輸入を担ってきた実績があり、その全国的なネットワークを通じて、これまで東京や大阪などの大都市に限られがちだったヘルメット療法を、全国の医療機関へと広げてきました。現在は、地域の中核病院、大学病院、脳神経外科、形成外科など、頭蓋顔面領域を専門とする医療機関を中心に約50施設で導入されています。
Remobaby®️は、これまでの治療経験や臨床現場の声を踏まえ、前後2パーツ延長構造を採用しています。いわばミシガン頭蓋形状誘導ヘルメットの上位互換で、この構造により、成長に応じた調整や除圧を行いやすい設計となっており、斜頭症だけでなく、短頭症など頭の形のタイプや程度に応じて使用が検討されるヘルメットです。頭蓋骨の成長を妨げないよう配慮しながら、治療中の頭部形状の変化に対応することを目的とした設計思想が反映されています。
Remobaby®は、管理医療機器(クラスⅡ)として承認されている医療機器であり、医療機器広告規制の対象となっています。そのため、製造・販売に関わる企業は規制を厳格に遵守し、一般的な商品広告のような形で広く情報発信を行うことはしていません。結果として、「受診して初めてこのヘルメットを知った」という保護者の方が多いのが実情です。規制をきちんと守ったうえで製品を提供している姿勢は評価されるべきものですが、診療の現場でその良さをお伝えする立場としては、必要な情報が届きにくいことにもどかしさを感じる場面もあります。
そんなわけで、国産開発にあたり国立成育医療研究センター形成外科として私も協力させていただいた経緯があり、設計の背景や現場での使い勝手について、どうしても個人的な感想を交えたくなってしまいます。
Remobaby®は、同社のミシガンと比較して、軽量化・薄型化を意識した設計となっており、赤ちゃんへの物理的な負担をできるだけ抑えることが目指されています。「薄くする」という明確な開発方針のもと、厳しい耐久性試験を経て製品化されました。また、貫通した通気孔や頭頂部の開口部についても、通気性を考慮した工夫が施されています。
インナーフォームには、長年国内で肌着製品を手がけてきたメーカーの知見が活かされ、日本人の乳児の肌質を考慮した素材が選択されています。装着中の皮膚への刺激をできるだけ抑え、日常的なケアがしやすいよう、丸洗いして清潔に使用が可能な点も特徴の一つです。
Remobaby®️の色柄は、メーカーの特性を活かしたキャラクターデザインや多様な色柄が用意されています。ごきょうだいが治療に関心を持ってくれたり、ご家族で前向きな気持ちで治療期間の日常生活を過ごしていただけるよう配慮されています。今後も、新しいデザインが追加される予定と聞いており、治療を取り巻く環境がより親しみやすいものになっていくことを期待しています。
グンゼメディカル株式会社では、設計、製造(京都・綾部工場)、販売、管理の各工程に、義肢装具士の資格を有するスタッフが関わっています。各医療機関の医師や義肢装具士と連携しながら、チームとして赤ちゃんとご家族を支える体制が構築されています。
ヘルメット治療は、装具そのものだけでなく、医療者同士の連携や継続的なフォローが重要です。その点で、現場に近い立場で製品づくりとサポートが行われていることは、院長として安心材料の一つだと感じています。

綾部工場
リモベビー商品ページへのリンク https://remobaby.com/about
読んでいただいてありがとうございました。これからもヘルメット療法について分かり易く解説していきます。
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