診療の流れ
- ホーム
- 診療の流れ
生後2か月、3か月の頭の形
お首がすわる前のお子さんを対象としたスクリーニング検査を行います。
詳細は以下のリンクをご覧ください。
おくびがすわる前のお子様へ
大切なお話です。是非ご覧ください。
ヘルメット治療の流れ
以下は、ヘルメット治療の適応である場合の流れになります。
診断の結果、自然治癒で経過を見る場合は、自然治癒コースの流れをご覧ください。
1
ご予約
まずはご予約をお願い致します。
当院は完全予約制で、他の患者さまとの接触を限りなく減らし、
待合からお支払いまでを診療室で完結できるシステムになっています。
2
初診:検査・診断
初診では検査と診断を行います。
ヘルメット治療の適応を診断し、適応症状である場合は保護者のご希望をお伺いした上でヘルメット治療に移行します。
※診断の結果、自然治癒コースに移行する場合があります。
自然治癒コースの詳細はこちら
※検査結果によってはレントゲン撮影を行う必要があります。
※頭蓋骨縫合早期癒合症が疑われる場合は、提携している対応可能病院を速やかにご紹介します。
紹介実績についてはこちらをご参照ください
3
3Dスキャン
3Dスキャンでを行い、ヘルメット作成に必要な頭蓋のデータを取得していきます。
4
ヘルメット制作
3Dスキャンで取得したデータの確認と加工を行います。これらは全てクリニック内の医師によって行われます。
当院ではプロモメット及びミシガン頭蓋形状矯正ヘルメットを取り扱っています。
※プロモメットは、医師の指示の元、義肢装具士によって制作される完全オーダーメード製のヘルメットです。
義肢装具士は国家資格を持つ人材です。義肢装具士について詳しくはこちらをご覧ください。
(義肢装具士について)
※ミシガン頭蓋形状矯正ヘルメットは、データをアメリカに送り、約2〜3週間程度の作成期間が必要になります。
5
ヘルメット装着・調整
ヘルメットの装着初日は、快適にヘルメットをかぶることができるよう、
義肢装具士がクリニック内にある工作室で入念に加工します。
毎月ご通院いただきながら、頭の状態確認及びヘルメットの調整をクリニックで行います。
当院には皮膚科医も在籍していますので、お肌のお悩みがありましたらお気兼ねなくご相談ください。
ヘルメット治療の終了
個人差がありますが、概ね5〜6ヶ月程度で治療が終了し、卒業となります。
これまで頑張った赤ちゃんとご家族で、卒業セレモニーを行います。
卒業後には、神経発達運動外来にて、ファーストシューズのご相談や歩行の発達を支援するインソール作製を行っています。
卒業後も発達相談ができる環境が整っていますので、いつでもご相談ください。
自然治癒コースの流れ
1
初診:検査・診断
ヘルメット療法と同じく、検査及び診断を行います。
病的異常(首の異常、頭蓋骨縫合早期癒合症など)の有無の診断を行います。
診断の結果、自然治癒の可能性がある場合は保護者の方へご説明致します。
保護者のご希望が自然治癒の場合は、経過観察で治癒の状況を確認していきます。
2
向き癖のチェック
起きている時、寝ている時にどのような姿勢かをチェックします。
3
体操外来
向き癖があれば、運動発達をうながす体操を月齢に応じて行います。
2か月:音のなる方へ首を動かす
3か月:体を起こして首を保たせるサポート
4か月:首すわりを安定させる、寝返りを促すサポート
5か月以降:寝返りがどちら側へもできるサポート
10か月以降:歩きはじめのバランスチェックとファーストシューズ
※ヘルメット治療へ移行することが可能です。
経過観察をしている中で、ヘルメット治療へ移行することが可能です。
保護者の要望も充分にうかがい、互いが納得した判断をしていく努力をします。
ヘルメット治療の流れは、こちらをご覧ください。
4
神経運動発達外来
自然治癒の経過観察の間に、お子様の発達相談を承っております。
当院では日本専門医機構リハビリテーション科専門医が発達をサポートする神経運動発達外来を行っています。
お子様の発達に関するお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。