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こんにちは。
赤ちゃんのあたまのかたちクリニック院長の高松です。
外来でもっともよくあるご相談が、
「むきぐせがあって頭の形が気になる」というものです。
このとき、多くの方が「向きぐせ=頭の形の問題」ととらえて来院されます。
しかし、診察する側は、もう少し広い視点で見ています。
「むきぐせ」が先か、「頭の形」が先か。
どちらが先に起こったか、どのくらいの時期だったかによっては、原因と結果が入れ替わることがあります。その場合は、対処すべき方針がまったく変わります。
そのためときには、妊婦健診や出産の状況をお聞きすることまであります。
いっぽう、小児整形外科の教科書でも示されているように、
いわゆる「向きぐせ」の背景には、単なる習慣ではなく、
といった、全身の左右差が関与していることがあります。
例えば提示されている図では、左のくびの筋性斜頚
→ 右向き癖
→ 左股関節の問題
→ 右後頭部の変形
というように、首だけでなく体全体の非対称が連動している様子が示されています。
つまり、
「頭の形」だけを見ても原因はわからないことがある、ということです。

しこりがあるような筋性斜頸の結果、顎の左右差が起きてくることがあります。
いつも一定の方向に引っ張られているからです。逆に、むきぐせからの頭部の変形からの、頬骨の左右差が起きてくることもあります。
次に目大きさの評価です。
極端に目の開き具合に左右差がある場合、先天性眼瞼下垂という疾患の可能性がありその程度によっては、光がちゃんと瞳孔に入っているかどうかを確認する必要があります。
赤ちゃんは光の方を向くので、むきぐせの原因かもしれません。
逆に、向き癖による頭蓋変形が重度の場合は、目の大きさに左右差がでることがあります。
そして頻度が少なくても先送りしてはいけないのが、頭蓋縫合早期癒合症です。
頭蓋縫合早期癒合症が原因の場合で、目の大きさの違い、顔の左右差の特徴が、はじめて気が付かれるきっかけだったとしてもまったくおかしくありません。
上記の病気の可能性があるお子さんでも、これまでは1~2歳になるまでは、なんとなく様子見されてきて、しっかり症状が揃ってからやっと原因がわかった、ということのほうが当たりまえでした。ところが頭の形のご相談が低月齢で増えるにつれて、早期発見されるようになりました。そのぶん、ファーストタッチ(初めてのご相談に対する診察)は、病気の兆候がとても小さい可能性もあり、見逃しがないように慎重に診察評価する必要がでてきているのです。後医は名医 という言葉もありますが、 やはり早く見つけてあげられなかったというと、本人への不利益につながったり、医者の信用にもかかわりますからね。当院の頭の形を担当する先生方は、安心しておまかせできる先生だけに診察をお願いしています。
そのため初診では、
なども確認します。
保護者からすると、
「頭の相談なのに、なぜそんなことまで聞かれるのか、医師は何をやっているのか」
と感じる場面かもしれません。
しかし実際には、
といった目的があり、
診察はどうしても広い範囲に及びます。
一方で、「レントゲン検査(による被ばく)はできれば避けたい」
というご希望も多くあります。
レントゲン検査を承諾してもらえれば、短時間で病気の可能性などの沢山の情報が得られるのに、と医師として内心では思いつつも、保護者のご心配もわかります。
そのため当院では、
などを組み合わせて、できる限り放射線を使わずに評価を行います。
ただし、これらだけで全てが確定できるわけではありません。
必要に応じて、やはり画像検査を強くお勧めすることもあります。
こうした背景から、
を一度に行うため、初診はどうしても時間がかかります。
外から見ると
「いろいろなことをされている」
「頭の形と関係ない話をしている」
ように見えるかもしれません。
しかし実際には、
すべて「頭の形の問題を正しく理解するためのプロセス」です。
こうした診察の中で、
保護者の方からよくいただく疑問があります。
「どうして発達の話までされるのか」
この点については、誤解も多く、説明が必要なテーマです。
次回のブログでは、この点をもう少し整理してお話しします。
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