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赤ちゃんの発達にとって何より大切なのは、自分で体を動かす経験です。
寝返り、うつぶせ、ずりばい、おすわり、はいはい……。
こうした動きのひとつひとつが、脳の発達や体の使い方の土台を作っていきます。
でも、もし頭の形に強いゆがみ・広い平坦面があると、赤ちゃんが動きたくても動きにくい状態になっていることがあります。
たとえば…
このように、頭のかたちの変化が赤ちゃんの姿勢や動きに影響を及ぼしているケースは、決して少なくありません。
脳の成長は、環境からの刺激によって進みます。そしてその刺激は、赤ちゃんが自分で姿勢を変え、周囲を探索することによって得られます。
シアトルこども病院のCollett先生達の研究でも、変形性斜頭のあった子どもたちは、乳児期に
などを示す傾向があり、これが後の姿勢制御や運動のバリエーションの少なさと関連する可能性があると指摘されています1,2。
つまり動きが制限されると、脳に入ってくる刺激の質や量も限られてしまいます。
頭のかたちを整えることは、発達の“環境”を整えること
だからこそ、頭の形のゆがみに気づいたときには、
「見た目」だけでなく、
「どのように動いているか」「どんな姿勢で過ごしているか」
といった視点でも赤ちゃんを観察することが大切です。
ヘルメット治療などで形を整えるだけでなく、赤ちゃんがバランスよく体を動かせる環境をつくることが、発達にとって大きな意味を持ちます。
赤ちゃんは、自分の体で世界を感じ、世界を知っていきます。
「動きにくさ」や「姿勢のくせ」が早くからあると、その分だけ体験の幅が狭まり、脳が受け取る刺激も限られてしまうことがあるのです。
「頭のかたちが整ってきたら、寝返りが増えた」
「体幹がしっかりしてきて、はいはいがスムーズになった」
「ちょっとお手伝いして動けるようになったら、なんだか楽しそうにしている」
こうした変化は、よくあること。
頭の形の改善は、発達を支える環境づくりのひとつでもあるのです。
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